ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

193冊目『ローマ人の物語24 賢帝の世紀(上)』塩野七生

ローマ人の物語 (24) 賢帝の世紀(上) (新潮文庫) 作者:七生, 塩野 新潮社 Amazon 個人的評価★★★★☆ ローマ人の物語シリーズの第24巻目は、いわゆる5賢帝の2人目『トライアヌス』の治世! トライアヌスは当時から、意訳すれば『至高の皇帝』と称された皇帝…

192冊目『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』櫻部建・上山春平

仏教の思想 2 存在の分析<アビダルマ> (角川ソフィア文庫 107) 作者:上山 春平,櫻部 建 KADOKAWA Amazon 個人的評価★★★★☆ 角川ソフィア文庫の仏教の思想シリーズの第2巻(昭和44年に角川書店からでた書籍が文庫化されたもの) 主として説一切有部(=上座…

190・191冊目『帰ってきたヒトラー(上)・(下)』ティムール・ヴェルメシュ

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1) 作者:ティムール・ヴェルメシュ 河出書房新社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 2015年に公開された同名映画の原作小説。(原作小説がヒットして映画化している) 映画公開時に観たかったけれどなんとなく観に行かないま…

189冊目『涼宮ハルヒの劇場』谷川流

涼宮ハルヒの劇場 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫) 作者:谷川 流 KADOKAWA Amazon 個人的評価★★☆☆☆ 涼宮ハルヒシリーズの最新作 もともとは2004年と2006年に雑誌に短編で掲載された作品がベースで、 (全4話中1・2話は雑誌が初出) …

188冊目『これからの『正義』の話をしよう』マイケル・サンデル

これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者:マイケル・サンデル 早川書房 Amazon 個人的評価★★★★☆ 2010年5月に邦訳が発売され、哲学関係の本としては異例の爆発的ヒットを飛ばした本 なので…

187冊目『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和

コーヒーが冷めないうちに 作者:川口 俊和 サンマーク出版 Amazon 個人的評価★★★☆☆ とある座席に座ると『座った者が望んだ過去の時間』に戻れる喫茶店での四つの物語 ※ただし、過去に戻れると言っても喫茶店の座席からは動けない(動くと現在に強制的に戻る…

186冊目『ローマ人の物語23 危機と克服(下)』塩野七生

ローマ人の物語 (23) 危機と克服(下) (新潮文庫) 作者:七生, 塩野 新潮社 Amazon 地味に少しづつ読み進めているローマ人の物語、文庫版の第23巻 今巻は、ヴェスパシアヌスの長男であるティトゥスの治世と、次男(?)のドミティアヌスの治世 ティトゥスの…

185冊目『キャクストン私設図書館』ジョン・コナリー

キャクストン私設図書館 (創元推理文庫) 作者:ジョン・コナリー 東京創元社 Amazon 個人的評価★★★★★ 表題作の『キャクストン私設図書館』の他、『虚ろな王』(失われたものたちの本の世界が舞台)、『ホームズの活躍』(キャクストン私設図書館の世界が舞台…

184冊目『ロンドン幽霊譚傑作集』Wコリンズ、Eネズビット他

ロンドン幽霊譚傑作集 (創元推理文庫) 作者:W・コリンズ,E・ネズビット,他 東京創元社 Amazon ロンドンを舞台にしたゴーストストーリーの短編集(基本ヴィクトリア朝期が舞台) クリスマス前後に読了✨やっぱりクリスマスはゴーストストーリーだよね! 全1…

183冊目『お梅は呪いたい』藤崎翔

お梅は呪いたい (祥伝社文庫) 作者:藤崎翔 祥伝社 Amazon 個人的評価★★★☆☆ 表紙をご覧ください。どこかで見たことのある絵柄ですね・・・ そう、『赤ずきん、~で死体と出会う。』シリーズと同じ絵柄なのです!笑 というわけで、表紙の絵がらに惹かれて購入✨…

182冊目『ヴォイニッチ写本 世界一有名な未解読文献にデータサイエンスが挑む』安形麻里、安形輝

ヴォイニッチ写本 世界一有名な未解読文献にデータサイエンスが挑む (星海社 e-SHINSHO) 作者:安形麻理,安形輝 講談社 Amazon 個人的評価★★★★☆ ヴォイニッチ写本についての最新の研究が載せられた本 『ヴォイニッチ写本の謎』(2004年)という本以降の研…