ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

63冊目『ハリー・ポッターと死の秘宝 7-1』J・K・ローリング

入院中たくさん本が読めるし、死の秘宝文庫版全巻読んだろ! と意気込んで読み始めたけれど、まさかの4分冊のうち1冊目以外持ってくるのを忘れてしまったという事態に。 呼び寄せ呪文はまだ使えないので、4月7日の退院後に残りはゆっくり読む所存(´;ω;…

60~62冊目『ハリー・ポッターと謎のプリンス』J・K・ローリング

※ネタバレあり 今作もいつものとおりダーズリー家でのハリーから始まる? その後ダーズリー家へ舞台は移り・・・ ハリー、シリウスの死後も今のところあまり成長せず ダンブルドアとヴォルデモートの過去を辿る旅へ ダンブルドアの死とハリーの成長 ハリー・…

59冊目『ノートル=ダム・ド・パリ(抄訳)』ヴィクトル・ユゴー

ノートル=ダム・ド・パリ (角川文庫) 作者:ヴィクトル・ユゴー,大友 徳明 KADOKAWA Amazon 個人的評価★★★☆☆(古典としてなら★★★★★) 『ええ。誰にも昼間があるというのに、どうしてわたしには、夜しかないのでしょう?』(牢屋内でのエスメラルダのことば) …

58冊目『チャリング・クロス84番地 増補版』へレーン・ハンフ

チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2) 作者:ヘレーン・ハンフ 中央公論新社 Amazon 『私が古本の中でも特に好きなのは、前に持っていた方が一番愛読なさったページのところが自然にパラっと開くような本なのです。』P21 個人的評価★★★★★(…

57冊目『ザイム真理教』森永卓郎

ザイム真理教 作者:森永 卓郎 三五館シンシャ Amazon 個人的評価★★★★☆ 購入したきっかけ どんな内容の本なの? 読んだ感想 購入したきっかけ 発売自体は去年(2023年)の6月。なんかネットで経済系の記事のコメントとか『ザイム真理教』っていう言葉ち…

56冊目『二都物語』チャールズ・ディケンズ

二都物語 (新潮文庫) 作者:チャールズ ディケンズ 新潮社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 『いま行っていることは、いままでにしたどんなことより、はるかにいいことだ。これから行くところは、いままでに知っているどんなところより、はるかに素晴らしい安らぎの地…

55冊目『魔女と傭兵 第3巻(ライトノベル)』超法規的かえる

魔女と傭兵 3 (GCN文庫) 作者:超法規的かえる,叶世べんち マイクロマガジン社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 魔女と傭兵とは? 感想 魔女と傭兵とは? 『小説家になろう』というWebサイトで連載されている小説(の書籍版) 魔法の無い、ヨーロッパ中世みたいな…

54冊目『アーサー王宮廷のヤンキー』マーク・トウェイン

トウェイン完訳コレクション 概要 感想 現代(出版当時)の知識で無双。 社会風刺が多い まとめ トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫) 作者:マーク・トウェイン,大久保 博 KADOKAWA Amazon 個人的評価★★★☆☆ 概要 19世紀後半に…

53冊目『地球から月へ /月を回って /上も下もなく』ジュール・ヴェルヌ

ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション II 地球から月へ 月を回って 上も下もなく 作者:ジュール・ヴェルヌ インスクリプト Amazon 個人的評価★★★★★ ジュール・ヴェルヌについて 書籍の概要 感想 地球から月へ/月を回って 上もなく下もなく ジュール…

52冊目「ゴリラ裁判の日」須藤古都離

ゴリラ裁判の日 作者:須藤古都離 講談社 Amazon 個人的評価★★★★★ 今月、花粉と寒暖差やばすぎませんかね。 どちらも体調悪くなる要因なので、どちらかだけにして欲しい(笑 1 感想 本屋さんをぶらついているときに、面出し陳列になってるのを見かけて、「な…

51冊目『穴 HOLES』ルイス・サッカレー【海外児童文学】

穴 HOLES 個人的評価★★★★★ 1 どんな小説? いじめられっ子であったスタンリー・イェルナッツ少年は、身に覚えのない窃盗の罪でグリーンレイクヒルにある矯正キャンプに送り込まれることになる。 イェルナッツ家は、先祖が呪いを受けたことにより、非常に不…

50冊目「怪奇骨董翻訳箱 ドイツ・オーストリア幻想短篇集」垂野創一郎編訳【怪奇幻想文学】

怪奇骨董翻訳箱 ドイツ・オーストリア幻想短篇集 個人的評価★★★★☆ 1 どんな短編集? ドイツ・オーストリアの幻想短編集個人的にはあまり聞いたことがない著者の作品が多かった。埋もれてた良作(当時は人気だったけど、今は知られてない作家って結構いるよ…

49冊目「幽霊奇譚 ドイツ・ロマン派幻想短編集」ヨハン・アウグスト・アーベルほか

幽霊奇譚 ドイツ・ロマン派幻想短編集 個人的評価★★★★★ 1 どんな短編集? ナポレオン時代にドイツで話題なった幽霊の書全5巻(1810〜1815年)に、そのフランス語訳ファンタスマゴリアーナ収録の作品を反映した構成のアンソロジー全15作品収録。訳者解説が…

48冊目「中世への旅  都市と庶民」ハインリヒ・プレティヒャ

中世への旅 都市と庶民 個人的評価★★★★★ 1 本の概要 「中世への旅 騎士と城」の姉妹編。 もう一冊「中世への旅 農民戦争と傭兵」があり、三部作になってるみたい。 今巻は、タイトルの通り、都市と庶民に焦点を当てて、ヨーロッパ中世の様子を巡る描写をし…

46・47冊目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 文庫版5-3、5-4」J・K・ローリング

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 文庫版5-3、5-4 個人的評価★★★★★ 1 今巻(5-3,5-4)の概要 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団、4分冊の3冊目・4冊目 魔法省の介入によりダンブルドアが学校から去り、ポグワーツはさらに混迷を深めていく…

45冊目「1日10分のときめき NHK国際放送が選んだ日本の名作」

1日10分のときめき NHK国際放送が選んだ日本の名作 個人的評価★★★★☆ 1 どんな本? NHK WORLD JAPANのラジオ番組で、世界各国の言語に翻訳して朗読された日本の短編小説から収録したシリーズの第4弾らしい。石田衣良 『出発』恩田陸 『私と踊って』川…

44冊目「スウェーデンボルグの霊界日記」エマヌエル・スウェーデンボルグ

スウェーデンボルグの霊界日記 個人的評価★★★☆☆ 1 どんな内容の本? 18世紀のスウェーデンの科学者・哲学者・神学者であるエマヌエル・スウェーデンボルグの日記。個人的な日記(生前は公刊されていない)霊との交流や霊界への探訪、臨死体験や最後の審判…

42・43冊目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 文庫版5-1、5-2」J・K・ローリング

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 文庫新装版5-1、5-2 個人的評価★★★★☆ ハリー・ポッターの第5作目文庫版で全4分冊・・・なので2冊毎に感想書いていく。 巻数どんどん増えていくなあ。このあたりが文庫版としてはMAX関数かな? 1 今巻(5-1、5-…

41冊目「道元『正法眼蔵』を読む」角田泰隆

道元『正法眼蔵』を読む 個人的評価★★★★☆ 1 どんな感じの本? 曹洞宗(禅宗)の道元禅師が記した「正法眼蔵」は人気もあるけど、とても難解な書物とされている(らしい)その正法眼蔵について、曹洞宗の住職兼駒澤大学教授の著者が、同書について原文をかみ…

40冊目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット 文庫版4-3」J・K・ローリング

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 文庫版4-3 個人的評価★★★★☆ 3大魔法学校対抗戦の第2課題直前から物語ははじまり、ラストまでの話。第3課題を終え、勝者の証である炎のゴブレットを手にした瞬間、予想外の事態が起きる❗️ 個人的には魔法省ヤバくない?…

39冊目「カラハリが呼んでいる」マーク&ディーリア・オーエンズ

カラハリが呼んでいる 入院中で中々読書が進まない、、、 個人的評価★★★★☆ 小説ザリガニの鳴くところの著者ディーリアと、その夫マーク(執筆当時。現在は離婚)によるノンフィクション。 原著は1985年に出版邦訳は1988年に早川書房から単行本で出版その後、…

38冊目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット 文庫版4-2」J・K・ローリング

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 4-2〈新装版〉 (静山社文庫) 作者:J.K.ローリング 静山社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 文庫版3分冊の2冊目。色々動きが出てきて面白くなってきた! 1 今巻(4-2)はどんな話? 4巻の1冊目で、今年は大イベントがあるよ…

37冊目「「さびしさ」の正体」和田秀樹

「さびしさ」の正体(小学館YouthBooks) 作者:和田秀樹 小学館 Amazon 個人的評価★★★☆☆ ※若干ネタバレあり 1 どんな感じの本なの?(概要) 人に合わせて生きれば孤独から逃れられない基本的には、10代や20代前半くらいまでの学生を主たる対象として書…

36冊目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット 文庫版4-1」J・K・ローリング

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 4-1 <新装版> (静山社文庫) 作者:J.K.ローリング 静山社 Amazon 個人的評価★★★☆☆ 文庫版にして350ページ×3冊とだいぶ分量が多くなってきたので、各分冊毎に感想を書く所存。 1 今巻(4-1)はどんな話? 恒例の夏休…

35冊目「嘆きの亡霊は引退したい 11(ライトノベル)」 槻影

嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 11 (GCノベルズ) 作者:槻影,チーコ マイクロマガジン社 Amazon 1 どんなライトノベル? 富と名誉、力と栄光を求め、危険を顧みず世界各地の宝物殿(過去に発展していた文明の幻影)を探索…

34冊目「猫を処方いたします。」石田祥

猫を処方いたします。 (PHP文芸文庫) 作者:石田 祥 PHP研究所 Amazon 個人的評価★★★☆☆(面白かったけど再読するかというとたぶんしないので) ふだん最近の作家さんの本はほとんど買わないんだけど、書店で猫の表紙みて、ついつい購入してしまった・・・ 1 …

33冊目「99%のためのマルクス入門」田上孝一

99%のためのマルクス入門 (犀の教室) 作者:田上孝一 晶文社 Amazon 個人的評価★★★★★ 1.ざっくり感想 以前読んだ「これからの社会主義入門」の著者によるマルクス入門本。 22冊目「これからの社会主義入門 環境の世紀における批判的マルクス主義」田上孝一…

32冊目「図解 眠れなくなるほど面白い免疫力の話」

眠れなくなるほど面白い 図解 免疫力の話 日本文芸社 Amazon 個人的評価★★★★☆ 1 なぜいきなり免疫の本読もうとしてんの? 表紙に記載があるように、免疫力を上げる方法について図入りで色々紹介してくれている本。 病気になって感じるのは、やはり治療薬に…

31冊目「世界奇想美術館 異端・怪作・贋作でめぐる裏の美術史」エドワード・ブルック・ヒッチング

世界奇想美術館 異端・怪作・贋作でめぐる裏の美術史 作者:エドワード・ブルック=ヒッチング 日経ナショナル ジオグラフィック Amazon 個人的評価★★★☆☆ 以前読んだ「愛書狂の本棚」の著者の最新作(らしい) 副題にもあるとおり、異端の作品や改作・贋作な…

30冊目「中世への旅 騎士と城」ハインリヒ・プレティヒャ

中世への旅 騎士と城 (白水Uブックス 1111) 作者:ハインリヒ プレティヒャ 白水社 Amazon 個人的評価★★★★★ 著者はドイツの高校の校長先生(とはいえいくつも著作を持ってるしドイツ史の本も出版しているらしい)。 高校生向けに中世の生活を教えるための教科…