個人的評価★★★★☆
最後のゴーストストーリー作家と言われる(らしい)H・R・ウェイクフィールド(英国)の、表題作ゴースト・ハントを含む怪奇幻想文学の短編集✨
屋敷にまつわるゴースト・ストーリーが大半を占めるあたり、英国のゴースト・ストーリーらしさがあって良いなあと思う
ゴースト・ハントは幽霊屋敷訪問のラジオ番組で、心霊バスターの教授と一緒にラジオパーソナリティが屋敷行く話。
途中から徐々にパーソナリティ自身の認識に異常が出てくるのが面白い
他、アレイスター・クロウリーを模した人物を登場させたっぽい『彼の者現れて後去るべし』とかは有名じゃなかったかな?(個人的にはあまり面白いとは思わないけれど)
初版の時に購入したけれど、旅先で無くしてしまってその後絶版ぽくなっていたのが、最近東京創元社の記念事業でピックアップされて第3版が出たらしく手に入れられて本当に嬉しかった✨
今度は失くさないようにしますw