ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

138冊目『ゴースト・ハント』H・R・ウェイクフィールド

 

個人的評価★★★★☆

 

最後のゴーストストーリー作家と言われる(らしい)H・R・ウェイクフィールド(英国)の、表題作ゴースト・ハントを含む怪奇幻想文学の短編集✨

屋敷にまつわるゴースト・ストーリーが大半を占めるあたり、英国のゴースト・ストーリーらしさがあって良いなあと思う

 

ゴースト・ハントは幽霊屋敷訪問のラジオ番組で、心霊バスターの教授と一緒にラジオパーソナリティが屋敷行く話。

途中から徐々にパーソナリティ自身の認識に異常が出てくるのが面白い

 

他、アレイスター・クロウリーを模した人物を登場させたっぽい『彼の者現れて後去るべし』とかは有名じゃなかったかな?(個人的にはあまり面白いとは思わないけれど)

 

初版の時に購入したけれど、旅先で無くしてしまってその後絶版ぽくなっていたのが、最近東京創元社の記念事業でピックアップされて第3版が出たらしく手に入れられて本当に嬉しかった✨

今度は失くさないようにしますw