ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

17冊目「メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ」シオドラ・ゴス

 

 

 

個人的評価★★★★★

 

アテナ・クラブシリーズの最終巻

モリアーティー教授に誘拐されたアリス(メイド)は実は特殊な力を持っていて、それは古代エジプトの女王の復活にも関わっていた!

ヴィクトリア女王への陰謀をたくらむモリアーティー教授たちを止める&アリス・ホームズを救出すべく動き出す。

前巻の終わりを見る限り、「モリアーティー教授がラスボスか~、やっぱホームズが絡んでくる作品でどうしてもそうなっちゃうのかな~」とか思ってたら、かなり予想外の展開に!!

 

基本的に女性の活躍がテーマの作品でもあるが、今巻は前巻でも出てきてた恋愛要素が多めにでてきて、「これ作者実写ドラマ化でも狙ってるのか!?」などと思ったのはご愛敬。

モンスター娘達が活躍する話だけれども、モンスター要素は殆ど活躍せず、普通に知略とか対策の延長で解決していくのも好ましいところ。

 

前巻での感想でも書いたけれど、文章の流れや描写がテンポよく、ドラマや映画を見ている感じで読んでいけるのが良い。ゴシック文学や近代小説の謎に多い細かい叙述や描写からうまいこと整理して書く文章にするとこんな感じになるのかなあと思いながら読んでいた。

ところで、2巻目くらいまではラスボス感漂わせてたジキル(ハイド)博士、途中から存在が全く見えなくなったけど、、、なんだったん?

続刊の可能性を消さないため、そんな感じの展開にしたのだと思いたい!