ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

55冊目『魔女と傭兵 第3巻(ライトノベル)』超法規的かえる

 

 

 

個人的評価★★★★☆

 

魔女と傭兵とは?

小説家になろう』というWebサイトで連載されている小説(の書籍版)

魔法の無い、ヨーロッパ中世みたいな世界にいた傭兵ジグ・クレインが、討伐対象であった魔女シアーシャの依頼で、以前から存在は知られていたが未知であった大陸へ渡り、そこで冒険者として暮らしていく話。

魔法の無い大陸で、本物の魔法(土魔法)を使えるシアーシャは異質な存在であり、それゆえ討伐対象となっていた。なお、魔女は人類とはそもそも別の生物で、寿命も人間とは桁違いに長い模様

異大陸へは開拓団の一員として渡ったけれど、到着直後に魔物に襲われ魔女シアーシャと傭兵ジグ以外は全滅。

異大陸は魔法が使える世界であり、人類の他に亜人がいたり、魔物がいたりと元の大陸とは全く違う世界だった。

(開拓団の到着した岸辺は、異大陸の人にとっても人の行けない魔境として認識されていたもよう)

 

感想

大まかに言うと、色々事件はありつつも異大陸の街ハリアンで冒険者として慣れてきたシアーシャと、その護衛(傭兵)をしているジグ(魔法使えないけど研鑽された超人)がまたもや色々な事件に巻き込まれていく話。

今巻はWeb版から大量に加筆されている。(著者曰く、補足のための加筆だが、これだけの加筆は大変だったと思う)

 

個人的には、ジグが初めて亜人の中でも蜥蜴のような外観の種族と会って友人になる流れがとても好き。

 

物語自体はネットで読めるので、読んでみて合えば購入おススメ。

ネット小説はホントに良い作品と量産型のゴミみたいな作品の格差が凄いが、この作品は設定から物語の展開まで、RPGゲームみたいな世界観がキチンと構築されていて面白い。