ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

26・27冊「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 3-1、3-2」J・K・ローリング

 

 

 

 

個人的評価★★★★☆

ハリー・ポッターシリーズの第3巻。

文庫版2分冊とはいえ、各巻300ページ以上になってきた・・・

次巻(炎のゴブレット)からは3分冊になるみたい。そういえばデカい単行本版でも上下巻になってたものね。

 

物語は、いつものとおりハリーが虐げられているダーズリー家で、監獄から重罪人シリウス・ブラックが脱獄したニュースが流れる感じで始まる。マグルのニュースなのに子有名出すの珍しいなと思ったら、魔法界でもヤバすぎる人物であるため、注意喚起のため情報提供して流されていたことが明かされる。

 

名前だけ出ていたダーズリー家の叔母さんも今回初登場!

ゴミみたいな性格をしているため、ハリーを煽りまくりとんでもない目に合うのは笑ってしまった笑

 

全体的に、そこかしこに伏線を散りばめながら物語を展開していき、最終的にどんでん返しの展開に持っていく手腕はやはり鮮やかで、今巻は、今までの中で一番完成度高い印象がある(伏線は、今巻以降につながるものもある)

あとは、個人的には、初めてダンブルドアが有能に見えた巻だった笑

賢者の石や秘密の部屋みたいな無能ムーブかましまくってるとそろそろヤバいものね・・・

 

マルフォイはクソガキだけど、こいつホント懲りねえなという感じで妙な愛着がわいてきはじめている

 

僕は、小説も映画もアズカバンの囚人までしか見ていないので、この後の巻はあらすじだけ知っている感じになる。

なので、次巻以降どのように描写されていくのか楽しみなのである。