ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

36冊目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット 文庫版4-1」J・K・ローリング

 

 

 

個人的評価★★★☆☆

 

文庫版にして350ページ×3冊とだいぶ分量が多くなってきたので、各分冊毎に感想を書く所存。

 

1 今巻(4-1)はどんな話?

恒例の夏休み、魔法界の一大イベントであるクディッチワールドカップが開かれることに!

けれども、試合の終了後、宿泊テント場で仮面をつけたやつら(闇の魔法使いと思われる)が集団でマグル(非魔法使い)をつるし上げて練り歩くは、13年間現れなかった闇の印(ヴォルデモートの印)が空に現れるわで大変な騒ぎに。

そんな中、ハリー達は4年生としてポグワーツに入学し、授業を受け始める・・・

までが4-1の話

2 感想

いつものとおり、ダーズリー家でのハリー・・・ではなく、怪しい館での話から始まり、ヴォルデモートの復活が予想される会話が繰り広げられる。

大蛇(ナギニ)が登場し、「あれ?こいつ秘密の部屋にいたやつじゃないの?倒されてなかったっけ?」と思ったが、あれはバジリスクで別みたい。

その後、ダーズリー家での描写が始まり、まあいつもどおりハリーを虐げてるのかなと思ったら、少し学習したのか(シリウスに怯えてるのか)比較的ましな対応になりつつある。どちらかというと、ウィーズリー家に振り回されて大変なことになってて笑ったw

あとは、マルフォイが(こいつも毎回学習しないな)珍しく序盤から痛い目にあったりはあったけれど、まあ物語の序盤という感じで色々伏線出しながら進んでいく。

なので、まあこの展開が後にどうつながるのかな~と思いながら読む感じだった。

なお、今の時点で炎のゴブレットは出てきていない(笑)

 

3 個人的に興味深かった点抜粋

マスゴミ(マスコミに対する蔑称)を体現する女、リータ・スキーターの記事が初登場!

「魔法省のヘマ・・・犯人を取り逃がす・・・警備の甘さ・・・闇の魔法使い、やりたい放題・・・国家的恥辱・・・」

他にも記事が出てくる。作中では非難されてるけど、今のところまともな批判記事な気が・・・

・組み分け帽子の歌(たしか映画には出てこない?)が、実は毎年変わっていることが判明。

スリザリンを抜粋比較するけど、4年時のスリザリン評ひどくない?(笑)学内差別みたいなのもスリザリンが悪に落ちやすい原因なのではとか思ってしまう

1年時

スリザリンではもしかして
君はまことの友を得る
どんな手段を使っても
目的遂げる狡猾さ

4年時

力に飢えしスリザリン

野望をなにより好みけり

 

 

・許されざる三大呪文が登場

服従の呪文(インペリオ)、磔の呪文(クルーシオ)、死の呪文(アバダケダブラ)。とくにアバダケダブラは対抗手段無しというヤバい呪文の模様(そんなもん教えて良いんか?)

アバダケダブラとエクスペクト・パトローナムはハリーポッターを代表する呪文感あるね!