ウルソの読書記録

素人が暇潰しに読んだ本などの感想と紹介を書いていくブログです

5冊目「世界はラテン語でできている」ラテン語さん

 

 

 

 

個人的評価★★★★★

 

数年前に、某論破王をTwitter上で論破していたアカウント(ラテン語さん)と同じ著者名じゃんと思って購入した本。

たしか英語の成立(変遷)についての議論の中で相手のいい加減な説明をきっちり糺してた覚えがある。

ちなみに某論破王は、最近ネット番組で某国会議員に完全論破されて話題になっていたが、その前にもこのラテン語さんや〇爺さんに完全論破されていて話題になっていた過去がある。

とくに〇爺さんとのフランス語についての論破経緯は非常に論破王の性質が浮き彫りになっていて面白いw

話がかなりずれてしまったけれど、著者はラテン語を高校から勉強していて、ラテン語以外の言語も学んでいたり、日常会話として使えるレベルの方らしい。

 

そんな著者が、僕らの身近にあるラテン語が元になっている言葉だったり、有名な文句について色々時代背景とかどうやってその後が成立したのかを含めて雑学的に解説してくれている本。

 

冒頭の方にある「カエサルはサイは投げられたと言ったのか?」というところは、僕らは本に書いてあるからそのまま受け取っていたが、話者からすると違う読み方もあったりしてなるほどなーと思ったり、

 

星座の語源の解説は、うお座(ピスケス)の語源みて、へ~!と感心したりでラテン語学んでみてえなと思うくらい面白い。

後半はラテン語でニュースが聞けるサイトだったりを紹介してたり、とにかく言語学習普及への熱意があるような本だった。

ラテン語以外の言語も出してくれると面白いかも(願望)

あとは、最後ヤマザキマリさんとの対談があったのはなんなんだろう笑

そういえばテルマエ・ロマエの続編漫画始まったみたいだし、続き期待したいところですね。